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【長編小説】無限人格少女⑤END

第∞章


 暗黒を浮遊していた。これが死ぬという感覚なのか。

 気分はとても落ち着いている。恐怖も焦りもない。

 静寂だ。いや、かすかに声が聞こえる。

 僕は漆黒の世界を見渡した。

 首をひねると、背後に空間の裂け目が合った。

 その裂けている部分だけ、光り輝いている。

 どこかで聞いたことのある景色だったが、思い出せなかった。

 そうして僕は気が付いた。僕の身体が元に戻っていることを。

 手を眺める。傷はない。

 爆弾でバラバラになったんじゃなかったのか。

 そうだ。僕は目にした。環の恐ろしい姿を。

「環……」

 僕は思わずつぶやいた。

 周囲で何かが動く音が聞こえた。

 目が闇に慣れてゆく。

 だんだん周りが見えてくる。

 僕を取り囲むように、無数の人影が浮遊していた。

 環だった。全てが。

 そのうちのひとりが口を開いた。

「さあ、登場人物は全てそろいましたね。お待たせしました。解決篇です」

 ルナは高らかに宣言した。


「やあ、誠君。環の心の中にようこそ。僕の推理通り、ココロが君を食べてくれてよかったよ。どうしても、舞台をここに設定したくてね」

 ここは死の世界ではなく、環の心の中だったのか。

 ルナ……。身体は僕と同じように元に戻っている。他の環も同じだ。

 みんなが顔をそろえている。綾子も那月も栞も恭子もちーちゃんも玲子もキリィも志保も寧々も亜里沙も知美も江梨も。

 みんなの背後にもまだ無数の環がいる。まだ知らない人格たち。

 暗闇に環がひしめいている。

 みんなが僕を見つめている。

 頭が狂いそうになる。

「おいおい、助手の務めを果たしてくれたまえよ」

 しかたがないので、僕はたずねた。

「真犯人はいったい誰なんだい?」

「よくぞ聞いてくれた。あらゆる謎・事件の元凶はたったひとりの人物に還元される。その人物が、いわば真犯人だ。そして、真犯人はこの中にいる!」

 空気が緊張した。


「真犯人は〈環綾子〉もとい〈無限人格少女〉です」


 意味がわからなかった。ぼう然とする。みんな同じ反応だった。

「混乱するのは承知だ。しかし、結論を先に言っておこうと思ってね。補足しておくと僕の言う〈環綾子〉と、君の思う環綾子は別の人物だ。今のところは」

 別の人物って――綾子は綾子じゃないか。

 恭子が怒りをあらわにした。

「ルナ、わけのわかんねえことを言ってんじゃねえ。もう時間がないんだ。あたしたちはもうすぐ死ぬんだ」

 爆弾で吹き飛ばされたのだ。今、現実の環の身体は死ぬ寸前だろう。

 知美が主張した。

「誠君に話をした『一分で無限のやりとりをする方法』を適用しよう。おそらく死ぬまで一分の猶予はあるだろうから」

「詭弁だと認めたじゃないか」

「ここは心の中だよ。現実の制約は受けない。思考上なのだから、当然、思考実験は成立する」

 ルナは満足そうにうなずいた。

「これで無限にやりとりすることができるわけだね。恭子君、心配する必要はなくなったようだよ。さあ、推理に戻ろうか。まず多重人格の謎を解決しよう」

 本当に無限のやりとりが可能なのか不安だった。そんな僕の気持ちをよそに、ルナは推理を続けた。僕は助手の務めというものに終始することにした。

「環綾子が多重人格になったきっかけは、やはり父の実験だ。繰り返しになるが、父は知能研究の実験をしていた。環綾子は父の実験台だった。危険が伴うかもしれない実験だったため、実験台は実の娘しかいなかった」

「それはもう知っているよ」

「まあまあ、待ちたまえ。事件を振り返るのも、推理には重要だ。さあ、話を戻そう。父は綾子の頭部に、電極を当てて、様々な知識をインプットさせた。それは膨大な量で、到底、綾子が記憶できるほどのものではなかった。だが、無意識には残った」

 僕はルナの話を、我慢して聞いた。

「すでに研究で発見されていることだが、微弱な電流を脳に流すと、記憶力が向上するらしい。知美の調査がその事実を裏付けている。父はさらなる実験――知能向上実験を綾子に施したかった」

「それ成功したの?」

「やはり、記憶力は上がったらしい。だが、大量にインプットされた情報は、ほとんど反映されなかった。今までの研究の範疇を超えなかったというわけさ」

「じゃあ、なんで多重人格になったの?」

「うむ、助手らしい小気味のいい相づちだな。多重人格には、きっかけがあったというわけさ。順序よく説明していこう」

 しゃべっているのはルナだけで、他の人格たちは静観していた。

「きっかけのひとつは、なかなか思い出せなかった大きな音だった。すでに説明したが、念のためにもう一度だな。キリィが調べた結果、実験中に落雷があり、過電流が綾子の脳に流れた。その結果、知能が急激に上昇した。おそらく、無意識にあった大量の情報も、この時点で覚醒したのだろう」

 僕はルナの話に、集中することにした。

「これには前例があることに気づかされた。君が集めてくれた知能研究の本のなかに、興味深い一冊があったよ。題名は、『歴史の影に埋もれた禁忌の実験』だ。そのなかに、第二次世界大戦中に行われた、禁忌の実験があった」

 知美は満足げにうなずいていた。

「ドイツで行われた実験だそうだ。子供の脳を強力な電流で刺激することにより、知能を上げる実験だった。どうやら障害が残った子供もいたらしい。それぐらい危険な実験だった」

 戦争中のドイツ……。考えただけで、寒気がした。

「複数の子供たちに行われた実験で、わずかだが成功例もあった。劇的に知能が上がったのだよ。その代わり、弊害があった。知能が上がった代わりに、強烈な自殺願望を抱くようになった」

 栞に目をやると、不気味に微笑んでいた。

「簡潔に説明しよう。実験中に雷の影響を受けた結果、環綾子は環綾子でなくなった。膨大な知識を会得し、知能が急激に上がった環綾子は、もはや別人だ。こう表現したほうがいいかもしれない。

 〈無限人格少女〉と――」

 〈無限人格少女〉――。寧々が描いていた漫画のタイトルだ。寧々はおとなしく話を聞いているだけだった。

「〈無限人格少女〉というのは、我々の作った造語だ。あらゆる知識を内包しているわけだから、あらゆる人格を生成できても不思議はない。しかし、この段階で、多重人格になってはいない。ひとつの天才的な人格だったというわけさ」

「その人格もドイツの実験と同じように、自殺願望を抱いたの?」

「その通りだ。自殺願望を抱いた理由は推理するしかない。僕の推理によると、本物の天才になったとき、気づいたんじゃないかな。本当に完璧な人間などいないということに」

「たしかに、高度な知能を持っていても、完璧な人間とは言えないね」

「その通りだ。高度な知能を持ちながらも、完璧な人間にはなれないと悟ったため、短絡的かもしれないが、自殺することを考えたのさ。いくら努力しても、完璧にはなれない。だとするなら、生きていることにどんな意味があるだろう。

 そりゃ、高度な知能を利用して、いい生活を送ることもできるだろう。しかし、それは予測の範疇だった。予測された人生をトレースしても意味はない。自殺をすれば、そんな人生を送らずにすむ。要は、人生をスキップしたかったわけさ。それが自殺願望の要因だと、僕は推理するね」

 予測された人生――。那月に視線を送ると、口の端を吊り上げて、不気味に笑っていた。

「そして、問題の自動車事故だ。あれは事故なんかじゃない。〈無限人格少女〉の手によるものだよ」

「え?」

 僕は思わず、声を上げてしまった。

「つまり、〈無限人格少女〉は自殺したかっただけだったんだ。手法はおそらくこうだ。後部座席から運転席に乗り出し、ハンドルを山の斜面側に思いきり切ったのさ」

「そうやって自殺しようとした?」

「ああ。だが、結果は〈無限人格少女〉の思いもよらないものだった。両親は死亡し、自分だけ助かった。そして、ショックで記憶喪失を起こした」

「たしかに、事故前後の記憶はないって言ってた」

「そして、ようやくきっかけその2だ。事故前後の記憶というのは、雷による衝撃で、環綾子が〈無限人格少女〉になったことも含まれる。つまり、〈無限人格少女〉は記憶喪失という形で消失し、元の環綾子に戻ったのさ。

 だがしかし、記憶は徐々に回復していっていたのだよ。人格が表出するという形でね」

「大量の人格を生成する可能性を有する〈無限人格少女〉――記憶が少しずつ蘇り、人格として現れたってこと?」

「そうさ。以上で多重人格の謎は解決した。少し補足しよう。通常の多重人格と違い、記憶を共有しているのは、元は〈無限人格少女〉という単一の人格だったためだ。

 では、最後になるが明言しよう。

 事件の根本となった存在、つまり真犯人は〈環綾子〉もとい〈無限人格少女〉です」

 たしかに、根本はルナの言うとおりだ。那月を生み出したのも、実質、〈無限人格少女〉だ。

「というわけで解決篇はこれにて閉幕。ご清聴ありがとう」

 ルナの推理は終わった。

 すいぶん長い時間がたった気がするが、僕も環もまだ生きている。

 一分で無限のやりとりをする方法が、本当に機能しているらしい。時間が無限にあるように感じられるがそうではない。一分に漸近しているだけなのだ。奇妙な感覚だった。

 解決篇を聞き終えて一応の納得はした。謎に説明がついたように思う。しかし、だからといって、なんになるんだ? 僕も環も、もはや風前の灯火じゃないか。

 そのとき、知美が口を開いた。

「謎は解決しましたが、問題は残ります。しかも、それはもう始まっています」

 僕は震える声で言った。

「なにが?」

「爆発のショックのせいでしょう。〈無限人格少女〉が覚醒しようとしています。雷の衝撃とは違いますが、たしかに〈無限人格少女〉が覚醒しようとしているのを感じます」

「それって、どういうこと?」

「ここに集合した全ての人格が統合され、ひとつの人格――〈無限人格少女〉になるということです」

 僕はみんなの顔を見やる。表情が読み取れなかった。というのも、僕は泣いていた。突然の別れが訪れようとしていたからだ。

 僕は思い出す。環と過ごした奇怪な日々を。

 苦しいときもあったけれど、やはり楽しいという気持ちが大きかった。

 僕はここにいる環と別れたくない、強くそう思った。

 そんなときに口を開いたのは、綾子だった。

「根本の根本は、やっぱり私です。あらゆる人格の知識や能力が、自分に集まるのを感じます。やがて私は〈無限人格少女〉となり、他の人格は消失するでしょう。それには誠君も含まれます」

「そうか……。僕はココロの代理のような存在なんだ」

「はい。でも、解決策はあります。〈無限人格少女〉の覚醒を阻止するんです。私はなにもやっていなかったわけじゃありません。人格のコントロールができないか、常に試みていました。私ならできると思います。〈無限人格少女〉の覚醒を阻止することが」

「でも、どうやって?」

「人格がひとつに統合する流れは、もう止まりません。でも、どれかひとつの人格に統合することは可能だと思います」

「どれかひとつ? みんなが助かる方法はないの?」

「残念ながらありません。あと、統合するのを誰にするのかは、私が決めることはできません」

「え? じゃあ……」

「誠君、あなたが決めてください」

 僕は動揺して、周囲を伺った。全員の視線が僕に集中していた。

 綾子は微笑んだ。

「誠君が好きな人でいいんですよ。難しく考えないでください。誰でもいいんですから。私じゃなくてもいいんです。私は――。やっぱりやめときます。恥ずかしいから」

 那月は言った。

「私に決めなさいよ。江梨のせいで計画は失敗したけど、私に決まればある意味ほかの環を全部虐殺することになるわ。最高じゃない。あと、ボタンは押したけど爆発はしなかったから、あんたは生き腐れのままね。私を選びなさい、生き腐れ」

 栞は口を開いた。

「誠君……今度こそ……私といっしょに死にましょう……」

 恭子は声を張った。

「ぐずぐずしてないで決めちまえよ。男だろ? でかい声で叫んじまえよ。ごめん。いっしょに遊べて楽しかったわ」

 ちーちゃんは甘い声で言った。

「まーくん、まだいろんなことしてないよ。ちーちゃんと残り時間を楽しもうよ」

 玲子は静かに語った。

「全ての決定権は誠君にあります。私を選んでくれなくても、怒ったりしませんよ。でも、やっぱり私を選んでほしいかな」

 キリィは早口でまくしたてた。

「こ、ここここんなことになるなんて! ヤバイ! アツイ! ど、どどどどーするんですか、誠さん! 誰を選んじゃうんですか? キリィちゃんはないですよね! あははっ」

 志保は冷静に言った。

「誠さん、あなたは私のカウンセリングを受ける必要があります。冗談です。心のおもむくままに選んでください。ストレスがすくないですから」

 寧々は快活に話した。

「言ったよね。ボクの漫画、『無限人格少女』のラストシーン。呪いをかけられて多重人格になった女の子を、少年が救うんだ。呪いを解く方法は――。アシスタント、早く決めちゃいなよ。〆切が迫ってるよ」

 ルナは余裕の笑みを浮かべていた。

「僕は事件を解決したから満足かな。でも、有能な助手君と最後くらい無駄話でもしたいかな」

 亜里沙は嘲笑した。

「どうせ死ぬってのにみんなバカみたい。うちはどうでもいいし。はぁ。知らないフリーター男と盗みはたらいたのが最後の仕事か……。誠のせいだからね」

 知美は低い声で言った。

「私は学問以外に興味がなくてね。こういう色恋沙汰みたいなのは苦手なんだ。だから、好きにしてくれたまえよ、誠君」

 江梨は何も言わなかった。

 ただ頭を下げた。爆弾に細工をして、巻き込んでしまったことをわびているのだ。


 これが最後の挨拶なのだろう。

 僕の知る人格たちはみな語り終えた。

 僕の知らない人格たちは後ろで僕を見つめている。

 どうやら決めなくちゃいけないらしい。

 たったひとりの環を救う。

 しかし、ひとりの環を救えば、他の人格は消える。

 そういえば、僕も消えるのだろうか。

 でも、僕のことはどうでもいい。

 重要なのは、大切な誰かを救うことだ。

 でも、ただひとりなんて無理だ。

 絶対に無理だ。

 どうしたらいいんだ。

 僕は長考ののち、言った。

「僕は全ての環が好きなんだ。本当だ。みんな好きなんだ。みんなを愛してるんだ。ひとりなんて、決められるわけないじゃないか」

 空気も音も消えたような、宇宙みたいな雰囲気。

「何でそんな顔するんだよ。僕は本気で言ってるんだ。僕は愛してる。綾子も那月も栞も恭子もちーちゃんも玲子もキリィも志保も寧々もルナも亜里沙も知美も江梨もみんな愛してる。何だよこの空気。僕は本当のことを言っているだけなのに!」

 実験中に雷の過電流を受けた環のように、僕の身体に衝撃が走った。

 あることを思いついたのだ。

「なんだよ。なにも問題ないじゃないか。はは。別に誰も選ばなくたっていいんだ。だって、本当にみんな好きなんだから。もう心は決まったよ。

 僕は誰も選ばない。

 そして、全ての人格を有する〈無限人格少女〉と統合する。消失って言葉には語弊があるじゃないか。みんながひとつになる。これのどこが悪いって言うんだ!」


 環綾子に、他の環たちが収束してゆく。

 それには、僕も含まれていた。

 上のほうに重力の中心がある。

 そこに綾子以外の環たちと僕が集まっていく。

 花のようだった。

 漆黒の空間に大きな花が咲いている。

 花びらは僕も含めた環だ。

 個々の人格がまとまり、ひとつになっているのだ。

 中心に環がどんどん引き寄せられてゆく。

 僕も例外なく引っ張られる。

 花は巨大になってゆく。

 僕も花に飛び込む。

 環たちがひしめきあっている。

 誰が誰だかわからない。

 中心に近づいてゆく。

 しかし、先に進めないほど混みあっている。

 やがて混雑は解消された。

 ひとりの環が中心にいるのが見えた。

 環綾子だ。

 ブラックホールのように綾子は、環たちと僕を吸い込んでゆく。

 やがて僕は、環綾子に触れた。

 綾子は戸惑ったような表情をしていた。

 しかし、僕は満足だった。

 これから、全ての環とひとつになれるのだから。

 綾子の顔に僕の顔が漸近する。

 綾子の唇に、僕の唇が触れた瞬間だった。

 僕は、環綾子のなかに入った。

 僕はもはや身体のイメージもなくしていた。

 それは、他の環も同様だった。

 ただ、精神だけが綾子のなかに、充満しているようだった。

 だんだんと、意識がなくなってゆく。

 それはまるで、心地よい子守歌を聴いているようだった。

 眠るように、意識が閉じてゆく。

 僕は本当に幸せだった。

 なぜなら、今まで出会った環たちと、ひとつになれるのだから。


       ●


 かくして、〈無限人格少女〉は覚醒した。

 〈無限人格少女〉は、ただそのときを待っているだけだった。

 一分で無限にやりとりをするというパラドックスは、〈無限人格少女〉が解消した。

 そして、そのときがやってくる。

 やはり、帰結するべき場所は決まっていたのだ。

 死が近づいてくる。

 しかし、〈無限人格少女〉は、動揺することはなかった。

 なぜなら、最初からそれを望んでいたのだから。

 だが、死はひとつの旅立ちなのかもしれない。

 死後の世界を観測した者など、いないのだから。

 そう、〈無限人格少女〉は旅立つのだ。

 無限の可能性があるかもしれない、死の世界へと。


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